2018年4月に西武線・小川駅にオープンした「☆Jimmys’ Paradise☆」。店主の菊池豊人(通称・ジミー)さんはその独特の魅力で多くの人を引きつけ、店は彼を慕う人でにぎわっています。「お客様が手にして初めて『これが欲しかったんだ!』と気付くようなものを提供していきたい」とジミーさん。「人が集まり絆ができ、地域につながっていく。そんな『井戸』のようなカフェ、パラダイスを作りたいです」と笑います。
街を楽しくする、 出会いや交流の場であるカフェを
珈琲について話し出すと止まらない。「今まで音楽やバイクなどもやってきたけど、ここまで熱くは語れなかった」と話すジミーさん。サラリーマンを経て、奥さんの公子さんと「一緒にできることを」とカフェの道に。吉祥寺のキッチンカーで飲んだ珈琲の美味しさと店主との楽しい会話に、キッチンカーの魅力に気づいたといいます。その店で修行後、一年後には自分の車で販売を開始。最初はスタイリッシュな思考だったものの、花小金井に構えた自分の店で近所の人の出会いや交流の場、ついにはバンド結成にまで至り、「一つの店があるだけで、こんなに地域が楽しくなる。そこに住む人で街が輝きを増す。やりたかったのはこれだ!」と実感したといいます。そんなジミーさんの元に東日本大震災の日、皆が集ったことなどから、その役割が実践されていたことがわかります。
皆が笑顔になれる「珈琲魂」を胸に、 人の手で珈琲を
「全てが詰まった種を飲むのが珈琲。だからパワーが出るんです」。一杯の珈琲で生産者も大地もお客さんも店も皆が笑顔になれる「珈琲魂」を掲げ、アフリカ産の珈琲や紅茶を応援します。お店ではハンドドリップで淹れた珈琲のほか、体に優しい素材で作った公子さんの日替わり「ジミパラごはん」を提供。ジミーさんが珈琲豆の栽培や種類についてじっくり説明するセミナーも開催しています。「人の手を感じられるものを味わってほしい。街が人の手で溢れたら味わい深い街になっていくはず」とジミーさん。多くの人が引き寄せられるジミーさんの魅力にあなたも一度触れてみて。
cafejimmys.com/